■ ID | 138 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 三宅島火山ガスの影響を受けた酸性雨の観測 |
■ 著者 | 松本利恵
埼玉県環境科学国際センター 唐牛聖文 埼玉県環境科学国際センター 米持真一 埼玉県環境科学国際センター 村野健太郎 国立環境研究所 |
■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第42回大気環境学会年会、平成13年10月6日 |
■ 抄録・要旨 | 2000年の8月以降、関東地方では二酸化硫黄を大量に含んだ三宅島の火山ガスの影響を強く受け、大気中のSO2濃度の上昇のみならず、降水の酸性化や硫酸イオン濃度の上昇が観測されている。
酸性雨ろ過式採取装置を用いて大気降下物を県内5カ所で約半月毎に観測した結果、三宅島噴火以降、各地点で硫黄酸化物の汚染寄与が大きくなった。また、騎西町において、酸性雨自動IC分析装置により降水量1mm毎に降水成分の自動測定を行った。その2000年9月の測定結果と、国立環境研究所地球環境研究センター「対流圏モニタリングデータ評価のための支援システムCGER-GMET」で求めた騎西上空1,500mからのバックトラジェクトリーから、降水に対する三宅島噴煙の影響について検討を行った。 |
■ キーワード | 酸性雨、硫酸イオン、二酸化硫黄、火山ガス、三宅島 |
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